ユリイカでヤマシタトモコ特集 友人・高野ひと深と対談、芥見下々らの寄稿イラストも

ユリイカ9月号

ヤマシタトモコ「違国日記」の完結を記念し、本日8月28日発売のユリイカ9月号(青土社)ではヤマシタの特集が組まれている。

特集ではヤマシタと、ヤマシタから「お前しかいないと思って」とオファーされたという友人・高野ひと深の対談を16ページにわたり展開。それぞれの作品や互いの交流、フィール・ヤング(祥伝社)という媒体を巡り、2人の担当編集を交え話している。また小説家の桜庭一樹、映画監督の瀬田なつき、詩人の文月悠光らによるエッセイ・談話も掲載。フェミニズムやBLに関心を持つ歌人で批評家の瀬戸夏子を聞き手に、ヤマシタのインタビューも収められた。

さらに今井哲也芥見下々紗久楽さわダヨオねむようこコナリミサト冬野梅子による寄稿イラストも。「ドントクライ、ガール」を原作とするドラマCDで主人公を演じ、TVアニメ「さんかく窓の外側は夜」に出演した小林ゆうもヤマシタ作品への思いを述べている。そのほか収録作品の初出媒体や、あらすじを紹介する「ヤマシタトモコ全単行本解題」も掲載された。